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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

味わう 

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先日、近所に住む波乗り仲間に誘われて山に登ってきた。
トレッキングのメッカ、ネパールで(一応)用意していたジャケットその他が、こんなに早く役立つ時が来るとは思わなかった。
ネパールのように雪降る寒いところではなく(まるで登ってきたかのように言うが)、家から車で15分ほどの超近場。
山に登るには最高の季節。

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この山にはもう7回くらいは登っている、というヒデさんの説明する注意事項を、半数は初心者の私たちはいちいち「うんうん」と感嘆しながら真剣に聞く。
ちなみに私の登山の記憶は10年以上遥か遠い昔。

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山の入口。
祀られている神様にお辞儀をして敬意を払いつつ、無事な下山を祈る。

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真っ直ぐに高く高く背を伸ばした木々の間から、ちらちらと時々差す木漏れ陽が美しい。
まだヒンヤリと、冬の余韻をわずかに残したそよ風が、汗をかき始めた肌を優しくなでる。

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ずっとずっと昔ここはきっと海であったであろうことを示す、巨大な岩場。
海、と聞くとホームを愛する私達はしみじみとその昔に思いを馳せる。

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休憩ポイント。
実は巨大な岩の上。
雲の多い天気で展望が良いとは言えなかったのだが、それでも急な斜面を汗をかき息をつき、ついに見えたその景色に皆爽快な表情。
うっすら私たちのホームポイントの海が見える。
海も山も近い、私達は本当に素晴らしいところに住んでいるんだなあ、と今更ながらに実感。

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よくよく見てみると、ゼンマイなどの植物が豊富にある。
目を凝らせば、大自然の中で逞しく生き抜く生物がたくさん。
耳を澄ませば、美しい野鳥や虫の鳴く声。
頂上だけを見ていれば気付かない。
これって人生にも当てはまる。
いやはや、山って奥深い。

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捻じれながら伸びる木を見つけ、喜ぶ徳ちゃん。
彼の子供のような豊かな感性にいつも感心させられる。
海にいても、ただ波だけを見ているサーファーとは違う。
空を真っ赤に染める夕日だったり、変わった形の雲だったり、海面に浮かぶユニークな生物だったり、徳ちゃんに声をかけられて気付くことがある。
いつも愉快で楽しく周りもつい笑顔になるのだが、本人が一番楽しんでいるはず。
それって大事。

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頂上近くの山小屋の中。
木を拾って火を起こし、備え付けの鍋でお湯をわかす。
山小屋の中もその周囲も、そして山全体がゴミ一つ落ちていないことに気付く。
すれ違う登山者も皆礼儀正しく、にこやかだ。
フィールドを愛するのは、海のものも山のものも同じ。

写真はお湯をカップ麺に入れる吉垣さん。
フラワーアレンジメントを手がけ、先生としても活動するダンディーでかっこいいサーファー。
謙虚で穏やかで、本当に素敵な人。
こんな人が兄ちゃんだったらなあ、といつも勝手に妄想こんな妹、勘弁だろうな

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参加メンバーのほとんどが同じアパートに住む。
一緒に楽器の練習をしたり自転車で波チェックしたり、週末ともなればBBQなども楽しむ。
国際色も豊かだ。
皆フレンドリーで仲がいい。
そして間違いなく心から人生を楽しんでいる。

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火は人を集める。
あったかくて、つい見入ってしまう。

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重なり合って絶妙なバランスで立つ巨大な岩。
何千年も前から、山の変化をただ静かに見守り続けている。

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海も山もいいね。
シンプルにそう思う。
大自然を気の合う仲間と楽しむ。

2~3日は筋肉痛でロボット歩きだったけど(運動不足ですな)また皆と登りたい。

みんなありがとう。
いい日でした。







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