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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

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食を断つということ② 


梅雨の晴れ間で、夏を存分に感じる日が続く。
浮かぶのは、春のちぎれ雲から、入道雲にシフトした青空。

私が滞在した先もずっと晴れ、ちょうど帰ってきてから南国も晴れ続きなので、梅雨が今一つ実感できず。

写真は道場の庭から見える、美しい夜明け。

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ちなみにこれがお昼間。
こんな天気が終日続き、本当に気持ち良く過ごせた。

さて、断食体験談の続きです。

いよいよ本断食。
天然の湧水のみで計9日間。
身体のデトックス効果を促進するために、毎日2リットル以上の水を飲むよう指示されたが、ほぼ3リットルほどを飲む。

また、断食中は身体の浄化に全てのエネルギーを使うために「何もしない」ことを守る。
ただひたすら、横になる日々。

ここからは日々の変化に興味がある方のために、日を追って記していこうと思う。
少し長いけれど、お付き合いください。


<本断食1日目>

早朝から空腹で目が覚める。
昼ごろにはもう力が湧かず、頭が時々ズキズキ痛む(普段砂糖を多く摂っている方は砂糖の離脱症状らしい)。
においに敏感になり、全てのにおいに軽い吐き気。
夜中までゲップが止まらない。
歩く力がないので、ゴロゴロして過ごす。
夜には、春になるといつも出る浮腫みがとれたと実感する。


<本断食2日目>

早朝から10年前に事故にあい4か所も折れた骨盤が痛みだす。
聞くと大昔の怪我や事故の後遺症も改善しようと身体が働くらしく、とてもありがたい作用。
何度かウトウトすると、骨盤の痛みと頭痛がなくなる。
睡眠の大切さを実感し、とにかく寝て過ごす。
体重はトータル1.5kg減。
夜中にまた事故後遺症の痛みがシクシク、空腹も強く眠れず布団の上で2時間ほどしか睡眠が続かず、朝まで転げ回る。

本断食最初の二日間で、普段暴飲暴食を繰り返している方は、胃液の分泌過剰により胃のよじれる様な痛みや強い倦怠感や嘔吐に苦しむことが多いらしい。
私は幸運な事にこれらの症状は感じなかった。


<本断食3日目>

大体3日目くらいから空腹を感じなくなる、と聞いていたが空腹感が強く苦しむ。
元々食べることが大好きで良く食べること、夜中に帰ってくるUGに合わせて食べていたことなどが原因だろうが、昼も夜も治まらない空腹感に連日悩まされることになる。
とにかく水を飲んでごまかす。
頭の中が食べ物でいっぱいになる。
体重はトータル2.5kg減。


<本断食4日目>

早朝爽快に目覚め。
一日の睡眠時間は4~5時間ほど。
消化に使うエネルギーがないので、長時間睡眠をとる必要がないとのこと。
何をするにも「どっこいしょ」と自分へ掛け声が必要。
力が湧かない。
空腹感も続く。
夜中、突然涙が流れだし止まらず。
心のデトックス?


<本断食5日目>

朝、起き上がれなくなる。
トイレの回数は12~15回なので、それだけに力を使う。
何だか色んなことがどうでも良くなり、空腹感はあるが食べ物への関心さえ少し薄れる。
体重はトータル3.5kg減。
気持ちが安定してきたと実感する。
初めての断食なのでとりあえず7日間ということになっていたが、「9日間したい」と院長へ。



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少し休憩。

毎朝4時に起床していたため、このような美しい太陽を毎日拝むことができた。


<本断食6日目>

スッキリと覚醒。
「身体が慣れてきたね。楽になってきたでしょう。」と院長。
全身に力が入らず、やはり夜中になると強い空腹感、そして朝まで強いだるさと闘う。
水を飲みフラフラとトイレへ、を繰り返す。
体重はトータル4.5kg減。
眼窩がくぼんできたのが分かる。


<本断食7日目>

月経がとても早く開始し、そして量がとても多い。
子宮もデトックスし、ホルモンのバランスが改善されるということ。
あまり長く眠れなくなり、昼間はきつさを感じずふわふわと歩く。
集中力が無くなり、本を手にとっても同じ文章を繰り返し目でなぞる。
描こうと坐るが一向に絵が進まない。
再び食べ物への妄想が次々と浮かぶ。
不思議と、食べたいものは納豆やみそ汁など、とてもシンプルなもの。
人間は極限まで達するとシンプルになるものなのか、と感じる。
ちなみにインド滞在時も毎日納豆とみそ汁が食べたい、と言っていた。
夜じゅう強いだるさと格闘し、何度も何度も辛くて起き上がる。


<本断食8日目>

とにかく思考も動作もゆっくり。
何をするにも時間がかかり、しまいにはどうでもよくなる。
起き上がるだけで頭がクラクラ、フラフラと歩き、少し動作を起こすだけで動悸を感じる。
ひたすら横になって過ごす。
もはや何もする気にならず。
一日中コーヒーがのみたい妄想にとりつかれる。
道場の人数が6人になるが、全員個室でとても静か。
朝晩の般若心経は集まって唱えるため、顔を合わせるがあいさつ程度。
体重はトータル5kg減。
やはり夜通し強いだるさと空腹感でイライラと辛い思いをする。


<本断食9日目 最終日>

起き上がっただけで頭がふらつく。
しんどくて、何かにもたれかかっていても坐ることができなくなる。
今日が限界、と強く感じる。
大体ほとんどの方が3日目から胃腸が動かなくなり空腹を感じなくなるらしいが、夜中に食事をしていた不摂生のせいか、昼間はない空腹感に、夜間ずっと苦しむ日々だった。
「食べること」を過信した代償は大きかった・・・と反省。



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長い文章にお付き合いくださり、ありがとうございます。
「本断食体験談」はここまで。
次は最後、「回復食体験談」です。




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