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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

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魂を紡ぐ 

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4月11日、恩師が亡くなった。

以前ブログにも書いたが、昨年より闘病中であった。

訃報は、肝臓への転移を知らされたわずか数日後のことであった。
会いに行こうとしていた矢先。

なぜ?なぜ?なぜ?
強い衝撃が走る。
射すような激しい痛みを胸に感じるものの、それから2日間は涙も出ず凍りついたように感情が動かず。

告別式前夜に一人、披露宴の写真を見ていた時だった。
突然、怒涛のように涙が噴出してきた。
この感情は何なんだ?
ただ、溢れる涙が抑えられない。

優しい顔でスピーチする写真を抱き、子供のように声を上げて泣いた。
どうして会いに行かなかったのだろう?
どうしてもっともっと祈らなかったのだろう?

告別式で恩師と対面するまで涙は流れ続けた。

父のいない私に、優しい父のように心に寄り添ってくれた人だった。
何をしても、道を間違っても「おまえは馬鹿だなあ。泣き虫さん。」と笑って話を聞いてくれた。
無償の愛を知った。

臨床心理士として休む暇なく全国を飛び回り、講演し人の悩みを聴き幸せに導くことに尽力した人生。
どれだけの人が助けられただろう。
告別式には何百人もの人が来ていた。
想いは一つ。
「ありがとう。」
という感謝の言葉。

最後の最後まで諦めず人を気遣い、告知を受け涙を流す家族を励まし続けた恩師。
やせ細った身体で私に言った、最後の言葉。

「おまえの幸せのためにもっともっと生きたいんやけどな。ごめんな。」

子供のように痩せ、棺の中で穏やかな顔で眠る恩師の顔を慈しむように優しく撫で、包み込んだ。
まるで母のように。


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3年半前に亡くなったソウルメイト、崇くんには「人生を変える勇気」を教えてもらった。

昨年12月に亡くなったyogaの友人からは「母のような優しさ」を教えてもらった。

恩師からは「人のために生きるということ、そして強い心」を教えてもらった。

3人にはとても及ばない私。

それでも私は3人の魂を受け継ぎ、紡ぐ。
生きている限り。






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