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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

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今日、9月15日は親愛なる友の命日。

海に行くために早朝起床したのだが、空を見上げると黒く分厚い雲。
予報では今日から一週間雨模様。
ぽつり、ぽつりと肌に感じる小さな水しぶき。

ああ、今日は朝陽は見れないかもしれない。
そして連日台風のうねりが入っており、波はジャンクであることは分かっていた。
波乗りもできない。

でも今日は友に会いに。


海に着くころ、突然雲が開け光が射した。
雨の中、すぐに浜辺に駆け出す。



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神様はいる。
そう確信するほどに神々しい。
友がこよなく愛した、朝一の美しい海。

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波は瞬く間に私の思いをのみこんで、友の元に。

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まるで約束したように、朝一のメンバーが一人二人。
笑顔で挨拶を交わす。
そして、当然のようにジャンクで誰もいない海に入っていく。
きっといつもなら入らないような、風もカレントもきつい海。
でも今日は。



P9150196_convert_20110915231150.jpg

命日が近づくにつれ夜になると寝付くことができず、友を想いさめざめと泣いた。

友が私に与えてくれた、たくさんの優しさと心に響く言葉。
病を抱え、でも前を向いて不器用に一生懸命に生きる姿。
あまりにも早く駆け抜けた人生。

友よ、貴方のあり得ないほどの温かい心と美しくきれいな魂が、何回私を救った?
感謝感謝感謝、何回言っても言い足りない。
私に恩返しもさせずに、いきなりとかあんまりやん。

2年前、私は貴方のように、どんな時も温かい心で人を救い癒せる人になりたいと思ったのだけど、なかなか難しいね。
自分にがっかりしてばかりだ。
「梅さん、大丈夫っすよ。のんびり行きましょう。幸せになりましょうよ。」
いつもの口癖。
ありがとう、今日もまた救われた。



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「皮肉なもので、僕は病気になって初めてしっかりと自分と向き合えました。
 それまでは、本当はただの自分勝手で何も分かっていない人間でした。
 今やっと、大切にしなければならないものが分かりました。
 人との出会い、相手を想う気持ち、自分がどう生きていくか…など、当たり前のことばかりですが、こんな当たり前のことですら病気になる前の僕は頭でわかっているだけで、心の真ん中では全然分かっていませんでした。
 死をいつも意識して過ごした2年間、そこからやっと生きていることの素晴らしさ、尊さをかみしめることができました。
 だから僕は、これからも大切なものをたくさん見つけていきたいと思います。
 そして、いつも自分と本気で向き合いながら生きていきたいと思います。」
             
              亡くなった年に、友人に宛てたメールより      (奥様に了承を得て記載)









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