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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

霧雨 

波乗りしたくて今日も暗いうちから起床。

早朝の気温は10度くらいか。
気合いのいらない、霧雨の降る温かい日。

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以前にも記事にしたが、ここは海も山も近いために、海からの温かく湿った風と山からの冷たい風が合わさると不思議な現象を引き起こす。

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無風で静かな海。
無人。

しばらくのんびりと待ってみるが、波質は変わらず帰路へ。
今日は一日雨模様。

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海に向かってくる車もおらず、いつもは足早に通る海までの道のりをゆっくりと楽しむ。(わずか5分くらいですが)

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ちなみに、これはある秋晴れの日の同じ場所。

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あまり雨の降らない南国。
霧雨で花弁を濡らしながら満開に咲く花々はきっと大歓迎。

この後河口にいる、北国から渡ってきたたくさんの鳥を撮影しようとじりじり近づいてみるが、横目で見ながら超特急で泳ぎ逃げていく小鳥さん達。
軽~くハートブレイク。
最近、双眼鏡の購入を真剣に検討中。


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美しく静寂なある朝の風景。



ふられたけれど心から愛する小鳥さんを描きに家に帰るとします。







野北 

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昨日、故郷のホームで開催された大会に出場。
大会に出るのは実に7年ぶり、しかも2回目。

今まで大会は避けていたのだけど…
「ホーム出身のスタイルマスター瀬筒雄太プロが主催+我が愛する野北ポイントで開催」
ということで、嬉々とエントリー。

しかしここ数日体調不良で高熱続き。
前記事(11月22日)以来波乗りしておらず。

前日も熱が下がらず、無理やりエントリーしてもらったけど悪化したらどないしょ~寒そうやし4時間ドライブ辛~と超弱気で大会主催の師匠に電話してみたところ
「待ってるよ」

…はい、行かせていただきます。


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写真は野北ポイントに沈む美しい夕陽。
南国の朝陽も素晴らしいが、一日の終わりに沈みゆく夕陽を身体に受ける素晴らしさ。
(写真を撮るのをすっかり忘れていたため、写真拝借)

さて、ウーマンクラス。
23人が出場。
結果はセミファイナルで終了。

イチコケだけはしないという目標をまさかの2ヒートクリア。
普段大会を意識したことがなく目立つサーヒンはできない私、地味~で技なし運任せ。
かなりラッキーでした。

ヒート中も緊張感のない私。
とにかく女子の皆さんの上手さとやる気に感嘆。
そして、60'(ロングシングルフィン)クラスの男性の方々、なんてスタイリッシュ!

そしてエキシビジョンの瀬筒プロのライディングの力の抜けたその優雅さ!
マリブで優勝、ジョエル・チューダーに認められたさすがのライディング。

約5年ぶりに波を共有していた方々とも会え、病みながらも出場できて大満足。


ただ、凍え死にそうでした…。


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自由に波乗りしたくてずっと大会は合わないと思っていたのだけど、意外と楽しめていた自分にビックリ。

懐かしいホームポイント(5年ぶり!)、ロングボードを愛する故郷の仲間たちがいてくれたからだと思う。

応援してくれた皆さん、ありがとう。
楽しかったね。


来年は、今度はUGと参加したいな。




日本海 

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天気図が西高東低の気圧配置になると、我が故郷、すなわち日本海には素晴らしいうねりが。

この松林を抜けると…。

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いいうねりだけれど、地形が今一つだったので30分ほどで上がり、さらに西へ。

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パーフェクトウェーブ!
しかもこの人数、久しぶりに会う面面。
フレンドリーなローカルの方々、楽しかった~。

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名残り惜しむ私。



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南国に比べ水温は冷たいけれど、私にとっては波乗りが大好きになった想い出の愛すべき場所。

冬の日本海は信じられないくらい透明度が高く、そして遥か遠く水平線に沈む夕陽は格別。
行ってみる価値あり。


どうやらこの冬、日本海が私の心を誘っているようだ。





時間 

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ここ数週間ほとんど海に入ってない。
次々にやってくる台風のうねりと風とで、ホームポイントは常に波がある状態なのだけど。

昔のように悶絶するほど良い波を求めることはなく、この日も一人、のんびりドライブしながら南に下る。
波だけを求めると見えない風景がそこかしこにある。

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朝陽をバックに海面に大きな影を落とす大きな波。

結局海に入らずしてなぜか満足。
1時間の道のりをとろとろと引き返す。

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これまた別の日。
朝一のホーム。
入水を迷っていたのだが、空の色採りについ歩き出す。

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左右からざばんと激しく押し寄せる波で、神社への道が閉鎖。
この荒れた海を今日も見守る神の存在を感じる。

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心洗われるような一日の始まり。

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ポイントに戻ってみると、あっという間に混雑した海。
きっと夢中で波の奪い合いをしていたら、この空の素晴らしさに気付かなかっただろう。

心満たされて入水せず帰宅。
ここんとこずっとこんな日々。

若かりし頃に比べたら、何ともスローな海生活(やっぱ年のせいか?)。
結果ばかりに執着していたあの頃も、情熱とパワーに溢れていてあれはあれでその時の私だったのだろう。
でも今はこのペースが心地よい。

日に日に深まる秋の気配。
心と身体で感じる心地よさを大切にしたい。

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「結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。」      
                                        星野道夫「旅をする木」






女将2 

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2週間後のリサイクル巣。
無事に巣立って行った燕達…が、昼は空なのにやっぱり夜はお尻を出して眠っている数羽。
まさかリ・リサイクル?
しかし可愛すぎる雛たち。
3回くらいリサイクルしてもOK。
でも巣のお陰で電球が交換できず、夜間はたびたび糞を踏みそうになる。


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そんな台風9号の暴風雨がピークをやっとこさ過ぎたころ。
しばらく海に近づかず、そろそろ潮が恋しい。

そんな頃に!
またまた懲りもせずやってきた!


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朝焼けを夢中で撮る女将↑
今回は前日から南国入り。
夜は風も強くあいにくの雨模様だったため、念願の朝陽が拝めるかドキドキ。

やった!雲に隙間がある!
でも近場ポイントは初心者向けでなかったため、メローな波を求め南に下ることに。
時刻は早朝5時。

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「ああ、太陽でた!」
厚い厚い雲の隙間から、女将に会いに来た眩い光。

時々現れては消える、徐々に強さを増す朝陽の光を背に浴びながらのんびりドライブ。
そして家近くのポイントから40分程下ったポイントヘ。

ここは波情報がなく、しかも普段はめったに波が上がらない。
波があったとしても、綺麗に割れているかどうか。
正直かなりの賭け。


でも女将に南国特有の、この素晴らしい自然をぜひとも満喫して欲しかったのだ。
普段都会で忙しい日々に追われている生活を離れ。

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お!
いい感じで割れている!
サイズはもも~腰くらいのメローなロングボード向きの波。
ほぼ無風、しかも無人。

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女将はこの日の為にラッシュガード、水着、UVカット帽子まで揃えるやる気ぶり。(やっぱ形からですよね!?
入水前だが本当に嬉しそう。

本日の目標。
自分でパドルアウトすること。
乗れる波をなんとなく理解すること。

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最初は前回のように、何回か押し出しで立つ練習、バランスを保つ練習をしてもらう。
テイクオフのタイミングはバッチリ!
2回目とは思えないほど、掴みはいい。

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何回か乗れたが(写真撮れず、残念)、ひどく巻かれてしまうことも。
それでも見て!この笑顔。

しまいには放ったらかしにしていても(すんません)自分でパドルアウト。
一人でガンガン流されても遠くから分かるほど超笑顔。
ショアブレイクで立つ練習をコツコツと。
まだぎこちないが、波も何とか越えてアウトにいっている。

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頑張りの証明。
内股と膝が痛そうな痣でいっぱいに。

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結局6時に入水して休憩を挟み、上がったのは11時過ぎ。
海に慣れた私達でさえ長時間に感じるのに、女将素晴らしい体力!
女将曰く
「波乗りエンドルフィン出っぱな。」

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波乗りは素晴らしい。
自然は素晴らしい。

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「楽しかった!」
いい顔。
いい時間を過ごした、サーファー特有の気持ちのいい笑顔。
皆が笑顔。
心満杯の喜び。
素晴らしい時。


この後、またブラブラ寄り道しながら大衆郷土料理を食しに。
女将、本当に御馳走様でした!
たくさん優しい心がこもったお土産ありがとう。
そして遠くから来てくれて本当に本当に感謝です。


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海は誰の前にも差別なく、同じように存在する。
でも受け取るものの大きさはその人の心の在り方次第。


そんなささやかだけど大切なこと、感じれた一日。
ありがたく幸せな一日。