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波を描く

旅と絵と波乗りのこと

結びの秋 

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朝晩の冷え込みが急に強くなり、夏から急に短い秋に移行。
日中はまだ半袖でポカポカ陽気の南国らしい毎日。
太陽の光りに美しい陰陽をつけるうろこ雲。

写真は先日、帰省した際に発作的に入った想い出の海。
心洗われる、一日の締めくくり。

波はあまり良くはなかったけれど、南国に移住する前は毎日のように入った海。
この海に沈む夕陽は、仕事で疲れ果て将来の不安に苦しんでいた私の心を優しく照らしてくれた。
自然と笑顔になる。
見上げると悠々と流れる雲を遮る鳥達。

ブログにも度々登場する、山口くんと一緒に入れてほっこり。
そしてこの日の昼間は山口くんの可愛いベビーに会いに。

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結葵(ゆうあ)ちゃん。
生後10日。
まだ見えていないはずがタイミングよくカメラ目線。
可愛い可愛い瞳でじっと何かを見つめている。

お父ちゃんとお母ちゃんのDNAを見事に受け継ぎ、大きな瞳と高い鼻。
そして、感心するほど素晴らしく上手におっぱいをのむ。

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おばあちゃんになった、yoga師匠のYUKIさん。
里帰り中の結愛ちゃんと3代で。

結愛ちゃん、命がけのお産、本当に本当にお疲れ様でした。
のんびりと上手に育児をしていて、とても初めてとは思えない貫録だよ(笑)。
まだ出会った頃はあどけなさの残る高校生だった結愛ちゃん。
母になったばかりの横顔は美しく、優しい。

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まだお産の前に、一家でサーフィンのため我が家に滞在してくれた夏、YUKIさんがこの大きな絵を見た瞬間に一言。
「この絵を結愛に贈りたい」

ずっとアトリエの棚の中に、誰かの手に渡るのをじっと待っていた絵。
満月の美しい光を浴びて、強く結びあうポリネシアンの母子。

この絵が誰の手にも渡らずに箱の中にあったのは、この時を待っていたから。

YUKIさん、ありがとう。
この絵を飾ってくれている山口くん、結愛ちゃん、ありがとう!

わずか一日の滞在。
でも、思い出せば今でも懐かしさがこみ上げる、愛おしい秋の一日。



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南国に帰って河口をみれば・・・
あ!
シベリアから遥々カモ達が渡ってきた!
待ってたよ、おかえり。
台風が次々と来る中、強風に負けず良く来てくれたね。
冬鳥の季節到来。

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「ヒ、ヒ、ヒ、つぃつぃつぃ」
この声は!
我が家の横の電線にジョウビタキちゃんも。
小さな冬鳥達が森の中で大合唱。

早速、双眼鏡片手に我が家の庭や河口をニヤニヤウロウロ。
怪しい人です。

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そういえば、明日から11月。
最近、家を建ててから1周年だとしみじみ思っていたところなのに。
足早に訪れる年の終わり。

暑さ厳しい夏はもう忘れ去られる。
人々の気持ちさえ、あっという間に移ろうこの時。
秋と冬を繋ぐ、短いけれど優しく美しい、結びの季節。





美しさの中の強さ 

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秋も深まり、いつのまにか10月。
南国とは言えど、冬の到来は静かに、じわじわ感覚にきている。
力強さを増す冬の足音。

終わろうとしている秋をまだまだ離さないとばかりに、つぎつぎに追いかけてくる台風。
ここずっと北東の風で荒れているホームポイントの波。
そういえば、もう海には1か月以上は入っていない。

写真はまだ、夏の終わりの穏やかな朝。

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近くの線路沿い、真っ赤な秋のしるし。


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千葉から里帰り中、しばらく産後ヨガに通ってくれた咲音里ちゃん。
体調の様子をみながら、ゆっくりと強度を増しながら骨盤矯正、産後のボディケア。

おしゃべり(喃語:あーあーうーうー)がだいぶん上手になったご機嫌さんの咲己ちゃんに、かな~り癒されました。
咲音里ちゃん、ありがとう!
冬の里帰りを楽しみにお待ちしています。


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2階への階段から見える朝陽をたまたまパシャリ。
雲の形に秋らしさが見える。


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7月30日の記事で結婚パーティーを紹介した、可愛い妊婦さんのあやちゃん。
予定より10日過ぎて、無事に出産。
可愛い可愛い夏海ちゃん。
本当におめでとう!

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初めてのお産と育児で疲れ気味ながらとっても頑張っている母ちゃん。

産後の女性は他にはない、美しさがある。
何と表現したらよいか。

それは秘めた強さからくる美しさ。


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そんな絵がいつか描きたい。






充実のスローライフ② 

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数日前の夕暮れ。
水面にキラキラと反射する朝陽の光も良いが、この時間のしっとり落ち着いた深い色合いも。

さて、続きです。
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この日は送別会を兼ねたごはん会。
ごはん会に来れない一番左のみほちゃんが、JICAでアフリカにいた頃の仲間達を連れて我が家へ。

見事に全員他県の方々。
とってもパワー溢れる若い衆。
ステッカーと塩も購入!
ありがとうございました。

この後下の写真のメンバーもやってきて、一時大騒ぎ。
我が家ににこんなに人が集まったのは初めて!
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それぞれが持ち寄った美味しいご飯、いただきます!

とっても気の合う仲間達。
楽しくて美味しくて、時間が過ぎるのを忘れました。
みんな、ありがとう!

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ルアンダから来日のジョンくん。
だいぶ日本での生活に慣れてきた模様。

ルワンダで20年前に起こった大虐殺。
以前ブログで紹介します、と書いたがとても簡単には説明できない、人的に行われた大変悲しい歴史的惨事。
興味のある方はぜひ、調べて知ってほしい。

ごく幼少の頃、大虐殺を目の当たりにし、心の傷を抱えたまま生きてきたジョンくん。
この日本の豊かで物が溢れる生活に、何を思うのだろう。


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最後に紹介するのは、①で紹介した可愛い妊婦さん、あやこちゃん。
6月30日に結婚披露パーティーを行うとのことで、祝福の絵と招待状作成を依頼してくれ、バタバタと作成。

とても気に入ってくれて、良かった!

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おめでとう!
そして、ありがとう、あやちゃん。

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心地よい、爽やかな初夏の風が吹くこの季節。
のんびりゆっくり、夏本番を待ちますかな。




充実のスローライフ① 

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初夏の美しい朝。

ゴールデンウィーク以降も晴天が続き、半袖シャツでも暑いと感じる日も。

ここずっと忙しく海にも行けない日々。
でも、時間に追われながらも心の片隅にはいつも海がある。
入れないと分かっていても、時々突発的に朝一の海へ。

仲間が黄金色の眩い光りを浴びながら、順繰りに楽しそうに波に乗るのをしばし見る。
朝陽で心の栄養をいただき帰路へ。

やることはたくさんあるのだが、のんびりとした生活は変わらない。
とてもマイペースな私。
毎日ゆったりと、充実の日々。

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波乗り仲間の久野さん。
家族で隣の県に帰省されたとのことで、一人で波乗りがてら会いに来てくれました。
そして、ステッカーも購入!

変顔だけど本当は素敵なお方でございます。
久野さん、ありがとう!
夏の合宿を楽しみにしているよ。

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家に置いてある、塩工房さんの「ひむかの塩」を購入してくれた第一号のチエリちゃん。
近くのカフェレストラン「モノラル」の可愛い奥様。
チエリちゃん、ありがとう!

とても美味しいと大評判の塩。
パッケージを気に入って、お土産に買ってくださる方も。
皆さま、ありがとうございます。

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マタニティヨガに来てくれるチエリちゃん、そしてあやちゃん。
新米ママの愛情たっぷり受け、すくすく育っているベビーちゃんはもうしばしお腹の中。

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故郷が同じで近所の波乗り仲間、みゆきちゃん(真ん中)の提案で、この日は近くの亜熱帯植物園へ。
3人の皆さまはフラ仲間。
右側のけいこ先生は、鎌倉からフラのワークショップに来られ、帰る日にこの青空yogaに。
けいこさん、ありがとうございます。

目の前は穏やかな海。
爽やかな風吹く午前。
とっても気持ち良い素敵な時間でした。
みゆきちゃん、ありがとう!


・・・長くなりそうなので次のブログに続きます。





魂を紡ぐ 

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4月11日、恩師が亡くなった。

以前ブログにも書いたが、昨年より闘病中であった。

訃報は、肝臓への転移を知らされたわずか数日後のことであった。
会いに行こうとしていた矢先。

なぜ?なぜ?なぜ?
強い衝撃が走る。
射すような激しい痛みを胸に感じるものの、それから2日間は涙も出ず凍りついたように感情が動かず。

告別式前夜に一人、披露宴の写真を見ていた時だった。
突然、怒涛のように涙が噴出してきた。
この感情は何なんだ?
ただ、溢れる涙が抑えられない。

優しい顔でスピーチする写真を抱き、子供のように声を上げて泣いた。
どうして会いに行かなかったのだろう?
どうしてもっともっと祈らなかったのだろう?

告別式で恩師と対面するまで涙は流れ続けた。

父のいない私に、優しい父のように心に寄り添ってくれた人だった。
何をしても、道を間違っても「おまえは馬鹿だなあ。泣き虫さん。」と笑って話を聞いてくれた。
無償の愛を知った。

臨床心理士として休む暇なく全国を飛び回り、講演し人の悩みを聴き幸せに導くことに尽力した人生。
どれだけの人が助けられただろう。
告別式には何百人もの人が来ていた。
想いは一つ。
「ありがとう。」
という感謝の言葉。

最後の最後まで諦めず人を気遣い、告知を受け涙を流す家族を励まし続けた恩師。
やせ細った身体で私に言った、最後の言葉。

「おまえの幸せのためにもっともっと生きたいんやけどな。ごめんな。」

子供のように痩せ、棺の中で穏やかな顔で眠る恩師の顔を慈しむように優しく撫で、包み込んだ。
まるで母のように。


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3年半前に亡くなったソウルメイト、崇くんには「人生を変える勇気」を教えてもらった。

昨年12月に亡くなったyogaの友人からは「母のような優しさ」を教えてもらった。

恩師からは「人のために生きるということ、そして強い心」を教えてもらった。

3人にはとても及ばない私。

それでも私は3人の魂を受け継ぎ、紡ぐ。
生きている限り。